内視鏡

内視鏡当院では上部消化管内視鏡(いわゆる胃カメラ)を2011年に導入しさいたま市検診を中心におこなっております。上部消化管内視鏡では食道、胃、十二指腸の一部を観察し、必要に応じて生検を行い、がんなどの診断を行います。細径内視鏡を採用しており、患者さんの苦痛の少ない検査を心がけております。また、必要に応じて鎮静(眠った状態)での検査も行いますので、適宜ご相談ください。

また、2020年4月の医院リニューアルより下部消化管内視鏡を導入いたします。下部消化管内視鏡検査は大量の下剤を飲んでいただき、大腸の中をきれいにした状態で肛門からスコープを挿入して大腸の観察を行います。上部消化管内視鏡と同様に必要に応じて生検を行います。また、大腸ポリープが見つかった場合、同時に切除することが可能な場合があります。さいたま市大腸がん検診で、要精査となった方や、便秘、下痢など症状がある方などはご相談ください。また、必要に応じて鎮静(眠った状態)での検査も行いますので、こちらも適宜ご相談ください。

大腸内視鏡検査について

検査の流れ

検査の1週間前頃から
  • ・血液をサラサラにする薬や、糖尿病の薬などを飲んでいる場合は、事前に内服を中止していただくことがあります。飲むお薬の調整に関して指示がありますので、確認してください。
検査前日
  • ・水分 お茶、水、スポーツドリンク等を多めに飲みましょう
  • ・食べてよい食べ物:
    おにぎり(梅・鮭)、食パン、お粥、素うどん、ポタージュスープ、具なし味噌汁、豆腐、卵、焼き魚(皮なし)、バナナ、プリン、ゼリー、クラッカー、クッキー
  • ・避けて欲しい食べ物:種や皮、繊維のある果物(メロン、キウイ、りんごなど)、こんにゃく、きのこ類、海藻類、
    野菜類 長ネギ、ほうれん草、ごぼう、キャベツ、にんじんなど
  • 20時以降は食べないでください。
  • 寝る前に下剤(ラキソベロン1本)をコップ1杯の水に溶かして飲みます。
検査当日
  • ・朝から何も食べないでください。
  • ・6:00~6:30より下剤の内服を開始します。飲みながら歩行や家事をするなど適宜体を動かしていただき、服用・排便チェックシートに記録をしていただきます。
  • ・10:30頃、排便状況の確認のため、ご連絡いたします。(状況によっては早めに来院していただく場合があります)
  • ・14:00頃来院してチェックシートを提出いただきます。排便状況を再度確認し、準備ができていれば検査着に着替えて検査を行います。
    注)鎮静剤使用の場合、検査後は車、バイク、自転車の運転はできません。可能であれば付き添いの方との来院をお願いいたします。
  • ・検査終了後、行った処置内容によって指示を受けてください。

048-624-6233